リサイクルについて
廃食用油は、二次的ではあるが、世界的な有効資源です。 集められ、適性処理された廃食用油は畜産飼料に生まれ変わり、 鶏、豚、などの畜産物として再度消費され、完全なリサイクル が完了します。 また、工業用油脂として環境汚染の少ないリサイクル石鹸へと 生まれ変わります。 資源の乏しいわが国では、ほとんど海外からの輸入原料によっ て成り立っており、廃食用油も立派な資源として有効活用しな ければなりません。我々は排出事業者と共に廃食用油のリサイ クル事業に貢献しています。
工業用油脂へリサイクル
適正処理された廃食用油については、石鹸、タイヤ、塗料、等の原料として供給され、工業用油脂として、リサイクルされます。また、ボイラー燃料としても使用されており、これは従来の重油とは異なり、燃焼した際、大気汚染の原因となる、Sox(イオウ酸化物)の発生しない、クリーンなエネルギーとしても注目されています。
飼料用油脂へリサイクル
発生元、性状のはっきりした廃食用油は適正処理されたのち、鶏や豚などの畜産飼料の添加物として使用され、新しい生命を育む糧として利用され、完全なリサイクルが完了します。
エステル化燃料へリサイクル
植物油を使ったリサイクル方法の新しい分野の一つがエステル交換と呼ばれる手段です。脂肪酸とグリセリンを科学反応させることで、ディーゼルエンジン燃料の代替えが可能です。